【精華町】音を立てずに過ごす不思議なお祭り「いごもり祭り」が1月11日に開催
1月11日、祝園神社で「居籠祭(いごもりまつり)」が行われます。
このお祭りは、精華町やその周辺地域に古くから伝わる、とても独特な冬の奇祭です。
いごもりまつりは、奈良時代から続いているともいわれています。

京都府の無形民俗文化財にも指定されていて、地元では昔から大切に受け継がれてきました。
このおまつりの大きな特徴は、「音を立てないこと」。

当日は「音無しの祭り」とも呼ばれ、家の中でも物音を立てず、静かに過ごす風習があります。
神さまをお迎えするため、暮らしの中の音をひそめるという、今ではなかなか体験できない文化が残っています。
夕方からは、大きな松明(たいまつ)に火を灯し、夜道を進む神事が行われます。
暗い冬の夜に揺れる炎の明かりはとても幻想的で、地域ならではの風景を見ることができます。

派手さはありませんが、静けさの中に凛とした空気が流れ、思わず足を止めて見入ってしまうような光景ですよ。
翌日には、竹で作った綱を使った神事も行われ、五穀豊穣や無病息災が祈られます。
お正月のにぎやかさとは少し違って、地域の暮らしと深く結びついた行事であることが感じられます。

普段はなかなか知る機会のない、この地域ならではの伝統行事。
静かな冬の夜、日本の古い文化にふれてみたい方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
祝園神社 居籠祭について
開催日:2026年1月11日(日)
時間:午後8時頃(大松明の出発見送り)・午後9時頃(大松明のお帰り)
- 住所
- 〒619-0241 京都府相楽郡精華町祝園柞ノ森1
- 電話番号
- 0774-94-3770
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。





